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  令和5年3月定例会
    ・ 3月7日
    ・ 3月24日
 
   代表質問
    ・ 総務文教常任委員会
    ・ 生活福祉常任委員会
    ・ 産業建設常任委員会
 
   一般質問
    ・ 宮田眞理子 議員
    ・ 南雲好幸 議員
    ・ 並木利彦 議員
    ・ 白井孝雄 議員
    ・ 波大吾 議員
    ・ 佐藤守正 議員
    ・ 渡辺千恵 議員
    ・ 南雲 正 議員
渡辺千恵 議員

 1. 町民の足の確保について
   今回の一般質問を考える時期と同時に「湯沢町地域移動環境計画」のパブリックコメントの募集があり、様々な意見が出ていることも踏まえて質問させて頂きます。
 町は昨年移動に対するニーズと満足度について、アンケート調査を行いました。その中で、利便性について満足(やや満足も含め)は約18%、それに対して不満(やや不満含む)は約38%、将来の移動に対する安心度(まあ安心含む)が約15%、安心ではない(余り安心ではない)が約65%というように移動に対しての不安、課題が大きく感じられる結果となりました。
 都会と違い、湯沢町はやはり自家用車がないと生活できないのが現状です。しかし今回、町が5年間かけ検討していくということは、大切な一歩になると考えます。
 私もパブリックコメントを出しましたが、今回その中でも、是非考えて頂きたいことを質問させて頂きます。

@ 今、高齢者の免許返納を促していますが、返納後は足が無く不自由になるので、現状はなかなか免許証を返すことができない。
  地域ごとの週1回の福祉バスや、100円で乗れる町内バスなど運行されているが、町の中での用を足すことには大変不便です。もっとアクセスよく繋がる手段を考える必要があると思う。街中タクシーなども考えられるが町長の見解を伺う。

A 車を持たない高齢者が、南魚沼市の病院などに通うためには、乗り替えを何回もしたり、時間調整をしたりと、特に足の悪い方等は本当に大変である。
  私が議員になり始めて質問した「南魚沼市は石打から市民病院、基幹病院へのバスが運行されている。湯沢町から石打までの運行ができれば、時間のロスも少なく一回の乗り換えで行くことが可能であるから、検討できないか」という内容に対し、「路線バスが走っているところは難しい」という4年前の答弁でした。
  今回の地域移動環境計画を進めるうえで、南魚沼市の連携も視野に入れて考えていけると思うが如何か。

B 次に、湯沢町の宝である子供たちについてです。
  湯沢町の子供達は、高校への通学には必ず電車を使用しなければならない。駅までを徒歩、自転車での移動が可能な子供たちは良いが、どうしても保護者が送迎しなければならない子供達も大勢いる。早朝練習や朝学習等で、一足早い電車に乗らなければならない子供達。また、放課後部活動を終えて帰ってきた場合にも、迎えに行かなくてはならない子供達。
  送迎がなくても通える。また、交通の事情で選択できない子供達が出ない仕組みにしていくことが、子育てに優しいということではないでしょうか。
  家の事情でやりたいことができない子供がでないように。また、中学生の部活動についても、バスが決まっている子供は、途中で部活を切り上げなければならないという話を聞きました。ここは、すべての子供が同じことができるように考え、バスの時間も決めなければならないと思います。今後、地域移動環境計画の中でもしっかり考えていって頂きたいがお考えを伺います。

 2. 今後、町の目指す政策、取り組みについて
 湯沢町の中ばかりを見ていると、もっとこんな補助やこんな支援をして欲しいという意見も多く聞かれます。私は、他の市町村に比べ高齢者に対しても、子育て世代に対しても決して劣ることのない補助や支援が、行われていると評価しています。もちろん、すぐ効果が見える支援、補助なども大切です。しかしもっと大切なのは中身、将来に繋がる構想、取り組みなのではないかと考えます。

@ まず教育に関してですが、湯沢町は湯沢学園という素晴らしい校舎。そして、今年度は「待機児童ゼロ」と「放課後児童クラブの充実」を目指し、子育て支援棟が完成しました。本当に素晴らしい建物で、他市町村からの視察や、移住を考えている方の見学も増えるのではないかと思います。しかし、大切なことは中身、目指すものだと考えます。何回か一般質問をしてきましたが、「湯沢学園の目指すもの」「取り組み」をもっとしっかり作り、打ち出すべきではないか。湯沢ならではの教育をもっと表に出していくべきでないか、特化した教育を考えていけるのではないかと考えますがお考えをお聞かせください。

A 冬以外に、「人を呼び込む」取り組みについてです。新しい物、建物をつくれたらそれにこしたことはないが、今あるものをもっと活用する。
  例えば、現在あまり使われていない土樽公園。また今後、「雪国魚沼ゴールデンサイクルルート」を推し進めるとしたら、自転車の台数や種類を増やすということだけではなく、湯沢町は坂が多く自転車を乗ることが結構きついので景色をみながら走れるサイクルロードに河川敷を利用できないかなど、すぐにできるものではないが、将来を見添えての計画を考えるのも必要ではないかと考えるが如何か。

B また、突拍子もないことを言っていると思う方もいるかもしれませんが、真面目に考えていることがあります。
  ウクライナなどの世界情勢による影響、原子力問題の影響、・気候変動・電気等のエネルギーの高騰・野菜の高騰など私達の生活に大きく影響しています。これは今回だけの問題ではなく、これから先もっと様々な影響がでてくると思います。
  湯沢町は人口約8,000人の町、豊富な自然にも恵まれています。リスクを軽減するためにも長い目で捉え、雪や水を使った電力発電、木を使った燃料作りなど資源を自分の町で作ることができるのではと考えます。
  また、町が「湯沢の特色を活かした稼げる行政」を目指してみることもできると考えるが、どうお考えか伺います。




 放送されている動画は、湯沢町議会の公式記録ではありません。