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① 質問を事前通告しているので、すでに調べているという前提条件で質問します。
国が一般公開している「RESAS」では、ビックデータから県内の各自治体のおよその地域経済循環図が確認できます。そこで特に湯沢町は、地域経済循環率では特筆すべき結果が現れています。このデータから町長は、湯沢町の経済についてどのように思われましたか伺います。
② RESASの経済循環図のビックデータでは、不正確な要素があります。そこで国が作った産業連関表をもとに県の連関表があり、エクセルで数字を分析するツールがありますが、今までに活用したことはありますか。また、産業連関表を作成するには専門的な技術が必要で、国も数年サイクルなので時間差が生じていることは承知しています。しかし、例えば県内の大学や銀行と連携し、産官学で調査することも可能です。そこで私は、湯沢町が産業連関表を作り、地域における経済波及効果を測定することは、湯沢町の今後の大きな政策決定における重要な指針となり、地域に不足している業態などもわかり、重点的に起業支援や企業誘致することが見えてきますが、町で産業連関表を作成することはできないか伺います。
③ 生産（付加価値額）と所得の分配を隣接市町村と比較し、湯沢町が観光圏域の基幹産業に対するけん引役として果たす役割は大きいと感じます。今後湯沢町の観光戦略が地域経済、近隣地域経済に与える影響は大変重要であると数字から認識できます。このエリアの発信には、地域を包括した観光ブランド戦略が不可欠だと、私は考えます。今後雪国観光圏が果たす役割はますます重要になりますが、湯沢町としても雪国観光圏をさらに拡充して支援すべきと考えます。
そこで、現在ある越後湯沢駅内の広域インフォメーションセンターをさらに拡大した案内所スペースを設け、（一社）雪国観光圏に事務委託すれば、各市町村が観光圏に補助する負担金もさらに明確化されます。また、湯沢町観光協会と共同で、拡充したインフォメーションセンターを運営していく事もできると思いますが、町長のお考えを伺います。 |
平成30年12月定例会