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  令和2年12月定例会
    ・ 12月8日
    ・ 12月16日
 
   一般質問
    ・ 橋政喜 議員
    ・ 関 忠夫 議員
    ・ 並木利彦 議員
    ・ 岸野雅人 議員
    ・ 白井孝雄 議員
    ・ 田村計久 議員
    ・ 佐藤守正 議員
    ・ 渡辺千恵 議員
    ・ 宮田眞理子 議員
    ・ 南雲好幸 議員
    ・ 南雲 正 議員
岸野雅人 議員

 1. 新型コロナ禍、感染予防と感染者ケアへの対応は
   経済(誘客)対策・感染予防・感染者ケア、何れへも全力で取り組むべきと考える。冬季に向かい、誘客対策は臨時議会で補正予算を可決した。しかし、感染予防と感染者ケアへの追加対応は耳にも目にもしていない。
 医療・福祉分野への対応は無論のこと、感染予防は事業所向けと町民向け。感染者ケアは事業者・町民の他、啓蒙活動も必要と考える。過去のものやホームページ掲載以外、どう考えてどんな施策を展開しようとしているか。

 2. 宅地一体の小規模農地、取引しやすくなる基準を定めては
   移住・定住と空き家の利用促進、加えてリモートワークやワーケーション対応への取組みを評価する。さらに居住向け空き地の活用が進むよう、以下ささやかな提案を試みる。
 例えば、農家でない人が道路に面した宅地を求めるとき、宅地に接し宅地と一体に見える狭い農地が裏手ある場合、農地については農業委員会の判断を待たねばならない。その期間は、通常2〜3ヶ月となる。
 そこで、(その時点では)農地の取得の目途が立つか否かの基準がある程度明らかであれば、移住意欲やスピード感に水がさされることはない。農業委員会で協議の上、条件や最大面積など「原則この程度は認められる基準と例外」を定められないか。
 移住定住へ向けての、建築計画や担保能力にも大きく影響する。どうか。

 3. 町の行政もDMОも、もっとデザインを重視すべき
 デザインとは「意匠・設計・創意工夫」の意味だが、目的達成のための計画やその実現化(構想)などの意味もある。一般に資源や素材の「磨き上げ」などと言うが、要は「考え方」とその結果の「見た目」であり、これは正に「デザイン」そのものと言える。
 本来、DMОの仕事とは「総合的なデザイン」ではあるまいか。自身稼ぎもするし、観光面からまちづくりもする観光地域づくり法人。如何に人に喜びを与えるか、それにはどうするか、モノとコト、創意工夫、そして事業化。成果に向かいどう見せて稼ぎ、どんなまちづくりを目指して進むか、つまりはこれデザイナーでありディレクターの役割と考える。
 対して行政は、DMОが充分に機能する組織となるよう、デザインしプロデュースするのが現在の役割と考える。そのために2年という歳月と1,100万円を投じているが、一般社団法人湯沢町観光協会の定款変更の形で、社会的な拡がりのないスタートになりそうに感じる。おそらくそのDMОは町観機能の引き継ぎだけでも大変で、目指すDMО魂を宿すには、まだまだ時間が必要に思える。
 しかし、日本版DMО化の流れは待ってはくれない。近隣や他の先進DMОは、より魅力を高め競争力を増してくるものと予想される。乗り遅れへの焦りは禁物だが、行政にも湯沢版DMОにも「デザイン重視」の姿勢が必要と考える。行政にその能力がなければ、外部に頼むか或いは人材を引き抜いてきてでも、備え対応すべき段階に至っていると感じる、いかがか。




 放送されている動画は、湯沢町議会の公式記録ではありません。