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請願「駅から遠い高校生家庭への通学費助成」への対応、これで良いのか |
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1月31日総務文教常任委員会、総務部の報告によれば、「路線バス対応は費用面で現実的でなく、町支出のタクシー活用+受益者負担も現実にそぐわず、検討を続ける。」であった。また、その前段として「塩沢駅と六日町駅近くの高校には8時台の電車で間に合い、路線バス利用が可能なので対象外」とのことだった。
@ 湯沢町の駅から遠い高校生は、例えば六日町高校の「朝学習」には参加する必要がないという考えか。
A 現状では、「費用への助成を」と言う請願への対応は「しない」という結果。それでよいのか。
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2. |
「シッパネ条例」励行意識の向上を |
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行政と理解者のお陰様をもって浸透しつつある「シッパネ条例」だが、「いまひとつ」との見方もある。
意識の啓発へ向け、@ 車両用ステッカー制作、A 標語の募集など、考えてはどうか。
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3. |
湯沢高原の将来構想の検討を始めよう |
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@ 現在のロープウェーは今年28年目、既に今後を考える時期と思う。引き続き使い続ける場合も、大規模修繕が必要であろう。後継施設の整備か継続利用か、はたまた全く別の構想か、そして基金積み立ては、などなど、町民的な議論と合意形成が必要となる。検討会議または委員会を立ち上げ、備え始めるべきと考えるがどうか。
A また、概ね2019年度が5年契約の中間年、2020年度末で2021年度末以降の契約を判断せねばならない。長期構想を睨むにあたり、5年契約の繰り返しが適切か否か。投資と回収の観点からも、もう少し長い期間の契約が適当と考える。どうか。
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4. |
「やさしい日本語」対応に取り組もう |
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外国人の災害対応のために始まったという「やさしい日本語」。『公文書などを「易しく」理解できるよう、「優しい」気持ちで書き換えた日本語』とのこと、すでに自治体単位で取り組みが始まっている。
翻訳システム整備は大切だが、外国人が多く訪れまた働く人も増えつつある湯沢町として、「やさしい日本語」に取り組むべき時を向えているように思う。31年度は「防災計画」の見直しもある、「いきなり全てを」は無理がある。職員が理解をしながら、出来ることから進めるべきだ。
最初は災害対策だろうが、役場1階の窓口だけでなく、医療・福祉の現場でも必要とされよう。
県や国の可能な協力もあおぎながら、弊害も正しく理解しつつ、他地区のモデルともなれるような取り組みを望む、いかがか。
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5. |
町長と議員の関係を見つめ直そう |
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公に議事録を残す「閉会中委員会調査」や「議員全員協議会」の外に、政治家として町長と議員はもっと政策対話をすべきと考える。とは言え、「事前審査」や「執行権への関与」を求めるものではない、町長も議員もそれぞれに考えを持つ。
例えば投資的事業や独自の新規事業を計画する場合、町長個人の判断や行政職員が関与してまとめた案が、必ずしも町民にとって最上最善とは限らない。また、執行部側では、議会議決の段になってからの議員の異論に「議員全員協議会で話したはず」と思うかも知れない。しかし、議員側から見ると「聞いただけ」「配られただけ」程度の認識でしかないこともまま起こり得る。
なぜか、行政と議員と言うより、町長と議員との「対話」がないからだと考える。この小さな町で、町民から1人選ばれた町長と12人選ばれた議員、より良い町政をめざしての(「馴れ」や「狎れ」にならない)政策対話による疎通は、意見の違いを超えて大切なのではないかと考える。
来月議員は、改選を向える、議員は町民代表であり町民そのもの、湯沢町議会には町政与党も会派もない。新たに選ばれる議員が、情報不足を嘆くことなく、もっと張り合いを持って政治活動ができるよう希望する、町長の考えはどうか。 |
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