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布場ゲレンデは、来シーズン終了後の閉鎖・施設撤去という執行部方針となっている。修学旅行はおよそ2年前の予約と聞く。つまり眼前の問題につき、急な上に個人的な調査ながら、宿泊施設と一部食堂・レンタル業界・湯沢高原株式会社そして、湯沢高原スキースクールの皆様からご協力を賜った。修学旅行の経済効果と布場ゲレンデの存在意義は、想像以上に大きいことが判った。布場ゲレンデを失った場合の経済損失も相当なものと想像できる。
(別紙「湯沢高原利用の修学旅行調査と布場ゲレンデ閉鎖後の推計」参照)
●修学旅行のゲレンデ使用率の平均値(※は「一度は高原へ」の要望あり)
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湯沢高原 |
ファミリー |
布場 |
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1日目 |
16.5% |
55.7% |
27.9% |
(25団体3,494人) |
2日目 |
※47.3% |
26.9% |
25.8% |
(20団体,2896人)
※は9団体 |
3日目 |
※57.3% |
23.7% |
19.0% |
(11団体1,346人)
※は10団体 |
4日目 |
※70.5% |
12.7% |
16.8% |
(1団体 146人)
※は1団体 |
(1)スキースクール修学旅行の詳細な記録により、ファミリー・布場・湯沢高原の各ゲレンデ使用割合が明らかになった。今まで布場ゲレンデの活用度合いは低く評価されて来たように思うが、あらためてこのゲレンデ使用割合を見て、布場ゲレンデへの評価はどうか。
(2)冬営業の黒字額を夏営業で減じている湯沢高原の現状にあって、スキー場として一体であるところの布場ゲレンデを閉鎖し、冬営業の売り上げを減らそうとする判断が最善とは思えない。どうか。
(3)町の財産である湯沢高原施設の冬期(黒字)運営が、周囲の宿泊施設・レンタル産業・スキースクール・食堂などの事業に寄与し、地域経済が活性化している。布場ゲレンデを閉鎖し、地域の経済を縮小させる必要があるとは思えない。どうか。 |