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@湯沢町プレミアム付き商品券事業について
消費税率の引き上げにあたり、経済的弱者に配慮する。それは理解できるが、実際の実施には疑問があった。産業建設常任委員会を傍聴し、実施の概要が明らかになってきた。商品券の購入対象者は、住民税非課税者(A)がおよそ1,800人。そして、お子さんが生まれた世帯(B)がおよそ160世帯。特に(A)の場合につい考えてみたい。確かに2万円で2万5千円分の消費が生まれるが
・対象者だけが現金を用意し、商品券を購入しなければ ならない。
・対象者だけが商品券を使い、町内の事業所で消費をしなければならない。
これで、経済的弱者に優しい事業と言えるだろうか。例えば、対象者はエレベーターで3階の受付に行き、2万円提示で5千円を、4千円提示で1千円を交付してはいかがだろうか。無駄な手間や支出が抑えられ、効果はほぼ変わ
らないと思うが、町長の考えを伺う。
A湯沢町高齢者等路線バス運賃助成事業について
生活福祉常任委員会で、この事業の変更が明らかになった。1回乗車の「統一運賃300円」が、「路線バスの規定運賃」に変更となったことにより、利用者は「事前に乗車区間を記入した乗車区間届を添えて」の作業負担が増えることになった。よってこの助成事業の利用者は、通常の一般乗車より「乗車証の提示」と「乗車区間を記入した乗車区間届の提出」の手続きが増えることになる。
対象者は、運転免許証を持たない「満65歳以上の高齢者」 と「身体障害者手帳、療育手帳または精神障害者保健福祉手帳の所持者」です。金額はともかくとして、これでは対象者に対し不親切ではないか。
(1)事前の説明での、1回乗車の「統一運賃300円」は、 路線バス運行の会社と相談してのお話ではなかったのか。なぜ変更になったのか。
(2)町の支出である「路線バス運行補助金」は、平成29年度決算で約3,050万円、令和元年度予算でも約2,832万円。この支出との兼ね合いはどう考えればよいのか。 |