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@小学6年生と中学3年生を対象に毎年4月に行われている「全国学力・学習状況調査」について、国語・算数のテストの後直ぐ児童・生徒達は、学習や生活環境についてのアンケートに答えています。また、学校も学習や生徒指導の取り組みについてアンケートに答えています。これらのテスト結果と学習状況アンケート調査の相関関係分析が行われ、各学校の個別結果ではなく、全体の分析結果が公表されています。その分析内容を、保護者や子供達へ積極的に知らせている、教育委員会や学校はあまりありません。
湯沢町の教育委員会は、その内容を学校とともに活かすように公表するのか。また、保護者や子供達にはどのようにはたらきかけていくのか伺います。
Aこのテストで湯沢学園の小学生の成績は、全国平均を上回る結果となっています。また、湯沢学園の取り組んできた「保小中一貫教育における育成型指導法の確立による学力向上策の実践研究」論文が最優秀賞を取り、更に「おもてなしの心」をテーマに観光ボランティアができる事を目標にキャリア教育を推進してきたことが評価され文部科学大臣表彰を受けていますが、町民はほとんど知りません。もっと積極的に町民にアピールすることが子供達や先生方の自信ややる気が高まり、更には町民の誇りにもなると思いますが、湯沢学園が地域と一体になった盛り上げをつくる広報活動をするべきと考えますが、検討することはできないか伺います。
Bこの小学生における学力上昇の要因はどんなことをとらえているのか、具体的な学校の取り組みを伺います。
C学力全国1位常連の秋田県は、その昔、学力低迷県だったそうです。そこで、何から始めたらよいか研究したとの事です。
子供たちに「地域にゆかりのある偉人教育」で自分たちの誇りになる根っこを育て、「私たちはこんな素晴らしいところに生まれた。先人に恥じないよう自分を磨こう」と、いう心を涵養する教育から始めたそうです。
そして、全国学力・学習状況調査の相関関係分析を反映させたという事を、直接聞いてきました。今後、我が湯沢町はこの分析をどのように具体的に活用しようとお考えでしょうか。
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