|
2023年度、全市町村にある社会福祉協議会で運営する訪問介護事業が、過去5年間に220か所「廃止」「休止」された。訪問介護以外でも、通所介護事業の利用者減少や稼働率低下、収益悪化により縮小や廃業を検討され、県内でも佐渡での通所介護が今年度で廃止予定。
出雲崎町でも、今年度3月末日で訪問介護事業を廃止し、他法人への移行を行った。社会福祉協議会だけでなく、介護事業を行う法人では同様の状況が起こっていることは全国的な問題である。
介護報酬の増減も原因の一つとされているが、以前から人員不足や給与面、人材育成が進まない等の課題もあり、湯沢町でも資格習得や人材確保に対して補助を行っている。
この現状を踏まえて11月15日に、湯沢町社会福祉協議会への意見交換・視察に伺った。
介護保険事業の経営が厳しく、特に通所介護部門での経営悪化が著しい。利用者減少や稼働率低下、収益悪化が進む中で湯沢町として、特に民間事業者との連携や支援策について、具体的にお聞かせください。
|