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早津剛展の「かやぶきの民家湯沢」の作品を湯沢町が保有できないか |
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4月25日から9月17日まで、湯沢町民俗資料館雪国館で「早津剛展、かやぶき民家里帰りシリーズin湯沢」が開催され、今はすべてなくなってしまった湯沢町のかやぶきの家の作品10点が展示され、見学者に感動を与えている。
早津先生は、どんなに大きなキャンパスでも現場に運んで描き「写真を見て描くことなく、雪の中ではその下に何があるかまで表現する」ことを基本にして、すべてが現場で描いた作品であり、そのリアリティは写真をはるかにしのぐものがあり、まさに民俗文化遺産ともいわれる作品である。早津先生は80歳という高齢を迎え、作品の里帰りに取り組んでいるようであり、すでに魚沼市には50点に及ぶ作品が寄贈されている。
今は、すっかり姿を消してしまった湯沢のかやぶきの民家の作品が15点近くあるようであるが、湯沢町の文化遺産として町が保有できるよう取り組むべきと思うが町長の対応を伺う。
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湯沢西地区景観整備事業の補助対象拡大について |
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湯沢西地区の整備事業が紆余曲折を乗り越え実施されているが、その中核をなし個人の協力を必要とする街並み景観整備事業の補助金については、「湯沢西地区街並み形成事業補助金交付要綱(H31.4.1施行)」によれば、住宅等修景費、建築設備等修景費ともに道路に面する1階部分のみを補助対象としている。
指導に当たった大学教授は歩く人の目線の部分の景観整備で充分であるという特殊な理論の持ち主であり、トータルでの景観整備と異なるということで多数の人が反論してきた経緯がある。これでは、つぎはぎだらけの街並みとなり、本来の景観整備と異なり、美しい街並み形成に違和感が生じる恐れがある。地域の人たちの協力のもとに行われる街並み景観整備であることから、道路に面する部分の全面を補助対象として、本来の街並みの美しさを求めるべきと考えるが、町長はいかなる考えから1階部分のみを補助対象とする要綱を策定したのか見解を示してほしい。 |
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