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・大型で猛烈な台風第19号が湯沢町に接近する恐れがあった為、事前に情報収集及び分析をし、対応について検討し実施した。
・11/12夕方から深夜、連続雨量が国道17号通行規制基準(連続雨量180o以上)を超える可能性が高いことから、自主避難所の準備をすることに決定。孤立集落となる浅貝地区(浅貝分館)、二居地区(二居集会所)、三俣(三俣集会所)の3箇所と、湯沢・神立・土樽の受入れ対応に2箇所(湯沢町公民館、農山村総合開発センター)の計5箇所とした。
【12日11時40分】
町長へ台風予想について説明し、自主避難所設置など町の対応を決定。14時に全自主避難所設置完了。16時45分の土砂災害警戒情報の発表を受け、災害警戒本部の設置・避難勧告発令・避難所の変更を行った。
【13日6時30分】
雨が小康状態になり、土砂災害警戒情報が発表されていない自主避難所2箇所(湯沢公民館、農山村総合開発センター)閉鎖。
【13日8時10分】
土砂災害警戒解除が発表されたが、いまだ雨が降り続いているため避難勧告を継続する。
【13日13時10分】
今後雨が降り止む予報となったため、避難勧告解除及び避難所3箇所を閉鎖した。大雨警報から大雨注意報へ変更になったことや大規模な危害報告がないことから、15時40分に災害警戒本部を解散した。
@湯沢町は台風19号に対し、接近前から自主避難所の設置を検討し、発電機等の準備や職員の体制など開設準備を行ったことで、接近当日に滞りなく対応することができた。また、国道17号の通行規制に備え、浅貝・二居・三俣で避難所の準備をしたことにより、地域の住民は、安心して台風をやり過ごせたのではないかと思っている。町には関係機関から様々な情報が提供されるが、今回はその情報を町民へ上手く周知できなかったという反省点があるようだ。町長は今回の台風19号の対応を踏まえ、どのような課題があったと考えているのか伺います。
A避難勧告発令後、町が開設した避難所は3箇所であった、開設はこれでよかったと思うか伺う。
B刻々と深刻化していく状況に、地域名を明記した緊急速報メールやLアラートを使い勧告を発令したことは評価したい。また、住民においては防災ラジオの必要性が実感できたのではないかと思っている。警戒本部の設置、避難勧告など高い警戒レベルの情報を発信する時は、町長自らの声でとるべき行動を促すことが有効かと思うが如何か。 |