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  令和元年12月定例会
    ・ 12月10日
    ・ 12月17日
 
   一般質問
    ・ 岸野雅人 議員
    ・ 関 忠夫 議員
    ・ 白井孝雄 議員
    ・ 佐藤守正 議員
    ・ 和田一郎 議員
    ・ 並木利彦 議員
    ・ 宮田眞理子 議員
    ・ 南雲好幸 議員
    ・ 田村計久 議員
    ・ 橋政喜 議員
    ・ 渡辺千恵 議員
    ・ 南雲 正 議員
和田一郎 議員

 1. 救急車の三国地区への配備を
   現在、南魚沼市消防本部湯沢消防署には救急車が二台配備されている。このうちの一台を三国地区へ常備させることが出来ないのかを伺います。
 これから冬のトップシーズンを迎えるわけでありますが、三国地区には地域住民に加え、ホテル・民宿等への宿泊客やスキー等の観光客、季節従業員などのグリーンシーズンの数倍に上る人口がこのエリア内に存在することとなります。現在、湯沢消防署には救急車が2台配備されており、これらに加えてもう一台を新規に配備するとなると、配備に伴う人員の増加を含めて多くの費用を要することとなると考えます。
 であるならば、現在の体制下にあって、如何に三国地区の安心安全を確保するのかと考えたとき、現在配備されている二台のうちの一台を三国地区に常駐をさせるという手段が現実的な手法ではないかと考えます。
 以上のことから、現状の体制の組み替えをもって救急車の三国地区への配備を検討できないかと考えますが、町長の考えを伺います。

 2. 郷土愛について
   湯沢町の子どもたちが、自分の生まれ育った湯沢町に誇りをもつこと“郷土愛”を深く育ませることが、若者の流出を防ぐとともに、UターンやIターンに繋がってくるのではないかと考えます。
 現在、湯沢学園では「大好き!!湯沢 学習資料集」という資料を使って地域のことを知るという勉強を行っています。地域・郷土のことを知るための学習をしているというのはとてもよいことだと思いますが、現在の取り組みは資料を見て学ぶという座学がメインのようです。
 町内には「三国街道脇本陣跡池田家」や瑞祥庵の「仁王像」などの文化財が点在しており、川端康成の小説『雪国』執筆の部屋「かすみの間」も移築され現存しているなど、実際に見たり、その場の雰囲気を感じたりすることの出来る環境が整っています。現地に行って活動することこそ、今まで以上に子どもたちが郷土のことをより深く知るきっかけになるのではないかと考えます。
 何日もかけて全ての文化財を見てまわれ、というわけではなく、1日でも2日でもいいので、郷土のことを知る歴史や文化に触れるような研修が出来ないかということなのです。自分たちが生まれ育った湯沢町。過去から脈々と受け継がれてきた湯沢町の歴史や文化を通じて、町の魅力を知るとともに、自分たちの町へ誇りを持つ、“郷土愛”を持つ、そのひとつのきっかけになってもらえたらと思うのです。そして、こういった活動をひとつひとつ積み上げていくことが、IターンやUターン、地元で働こうという思いにも繋がっていくと考えます。
 以上のことから、地域に根ざした学習の一環として、座学だけでなく、実際に町内に出て郷土のことを知るような取り組みをすることが出来ないものか、考えを伺います。

 3. 中央公園テニスコートの「オムニコート」化を
 現在、湯沢中央公園のテニスコートは18面のハードコートという状況になっています。
 合宿関係者や宿泊施設の関係者からは、「この時代にあって今どきハードコートは流行らない」といった声も耳に入っており、最近の各種テニス大会等でもハードコートは、ほぼ使われなくなってきています。
 実際に、中央公園テニスコートの利用実績を確認すると、平成29年度は利用者が8,096名、売上は2,948,450円、平成30年度は利用者が7,312名、売上は2,493,300円という状況とのことです。
 仮にハイシーズンを6ヶ月と想定した場合、1ヶ月の売上は平成30年度ベースで415,500円です。これを18コートで割ると、1コート当たりの1ヶ月の売上は約23,000円。正直、かなり少ない数字だと思います。
 一方で、隣の南魚沼市の大原運動公園には同様にテニスコートがありますが、こちらはオムニコート(砂入り人工芝のコート)で20面を有しています。アクセス面を考えたりしたとき、優位性は湯沢中央公園のほうがあるように思いますが、大原運動公園のテニスコートのほうが多くの日で賑わいを見せています。実際に、テニスコートが整備されたばかりのころ、コート数は20面も無かったと記憶しています。つまり、その需要に比例する形でコート数が増えていったのだと考えます。
 また、現在、テニスコートに関してはオムニコートが広く普及しているし、正式な大会などでもオムニコートを使うことは今や当たり前のようになってきています。そのことから、合宿等の需要に対してもオムニコートは希望が多く、ハードコートはほぼ使われていないといってもよく、
 加えて、初心者の方には扱いやすい種類のコートであるとされ、雨に対する強さという面でもハードコートよりも優良で、メンテナンス・維持管理にも適しているとされています。
 以上のことから、この際、中央公園のテニスコートについて、ハードコートからオムニコート(砂入り人工芝のコート)に替えてはどうかと提案します。
 なお、切り替えについては一気にできればそれがベストであるが、費用等の面で難しい場合には、年に3面か4面でもいいので、少しずつ切り替えを進めていって欲しいと思います。
 テニス部などの合宿を誘致している宿泊施設などであれば、今のニーズはハードコートではなく、オムニコートにあるというのはご理解いただけるはずです。
 中央公園テニスコートのオムニコート化について、提案申し上げるとともに、町長のお考えを伺います。




 放送されている動画は、湯沢町議会の公式記録ではありません。