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現在、湯沢中央公園のテニスコートは18面のハードコートという状況になっています。
合宿関係者や宿泊施設の関係者からは、「この時代にあって今どきハードコートは流行らない」といった声も耳に入っており、最近の各種テニス大会等でもハードコートは、ほぼ使われなくなってきています。
実際に、中央公園テニスコートの利用実績を確認すると、平成29年度は利用者が8,096名、売上は2,948,450円、平成30年度は利用者が7,312名、売上は2,493,300円という状況とのことです。
仮にハイシーズンを6ヶ月と想定した場合、1ヶ月の売上は平成30年度ベースで415,500円です。これを18コートで割ると、1コート当たりの1ヶ月の売上は約23,000円。正直、かなり少ない数字だと思います。
一方で、隣の南魚沼市の大原運動公園には同様にテニスコートがありますが、こちらはオムニコート(砂入り人工芝のコート)で20面を有しています。アクセス面を考えたりしたとき、優位性は湯沢中央公園のほうがあるように思いますが、大原運動公園のテニスコートのほうが多くの日で賑わいを見せています。実際に、テニスコートが整備されたばかりのころ、コート数は20面も無かったと記憶しています。つまり、その需要に比例する形でコート数が増えていったのだと考えます。
また、現在、テニスコートに関してはオムニコートが広く普及しているし、正式な大会などでもオムニコートを使うことは今や当たり前のようになってきています。そのことから、合宿等の需要に対してもオムニコートは希望が多く、ハードコートはほぼ使われていないといってもよく、
加えて、初心者の方には扱いやすい種類のコートであるとされ、雨に対する強さという面でもハードコートよりも優良で、メンテナンス・維持管理にも適しているとされています。
以上のことから、この際、中央公園のテニスコートについて、ハードコートからオムニコート(砂入り人工芝のコート)に替えてはどうかと提案します。
なお、切り替えについては一気にできればそれがベストであるが、費用等の面で難しい場合には、年に3面か4面でもいいので、少しずつ切り替えを進めていって欲しいと思います。
テニス部などの合宿を誘致している宿泊施設などであれば、今のニーズはハードコートではなく、オムニコートにあるというのはご理解いただけるはずです。
中央公園テニスコートのオムニコート化について、提案申し上げるとともに、町長のお考えを伺います。 |