1. |
地方債の償還方式について |
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地方自治体の財政運営において、将来にわたる負担を軽減するためには、借入金の償還方式も重要な検討事項と考えます。
総務省が満期一括償還を推進した経緯がある一方、金利削減を重視する立場から定時償還が望ましいとの考え方もあります。まず、町民の皆さんに分かりやすくご説明するために基本的なことから伺います。
私たちの町が道路や学校建設などで借りているお金、いわゆる地方債は現在総額でいくらあり、毎年どの程度返済しているのでしょうか。また、借金の返し方には「毎年一定額ずつ返す(定時償還方式)」と「満期に一括で返す(満期一括償還方式)」があると聞きますが、それぞれどのような特徴があるのか、現状と内容について伺います。
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2. |
基金運用の効率化について |
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町には、将来に備えて積み立てている「財政調整基金」や「減債基金」「その他特定目的基金」などがありますが、これらは町民の皆さんの税金を原資とした大切な資金です。
まず、これらの基金が現在どの程度の規模で、どのような目的で積み立てられているのか。また、現在どのような方法で運用されているのか、基本的なところを伺います。
(例えば、銀行預金のように運用しているのか、それとも国債のような債券で運用しているのかといった点です。)
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3. |
資金調達の透明性向上策について |
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町が公共事業のためにお金を借りる際、金利はどのように決まるのでしょうか。
私たちが住宅ローンを借りる時のように、複数の金融機関から見積もりを取って比較するのか。それとも、特定の金融機関と相談して決めるのか。
町民の皆さんの将来負担に直結する利子の決まり方について、現在の仕組みについて伺います。
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4. |
基金戦略と繰上償還の合理性について |
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基金積立と借入金返済の最適バランスが、持続可能な財政運営の鍵です。町の財政運営の基本的な考え方について伺います。
一般家庭でも、「貯金をするか、借金を早く返すか」で迷うことがありますが、町の場合はどうでしょうか。
例えば、基金として年1%で運用しているお金があり、一方で年2%の利子を払って借りているお金がある場合、基金を使って借金を早く返した方が得になるのではないでしょうか。
このような考え方は町の財政運営でも当てはまるのか、基本的な考え方を伺います。
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5. |
地域おこし協力隊制度の活用と今後の取り組みについて |
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現在、当町の地域おこし協力隊の在籍者数は1名と伺っておりますが、人口減少や高齢化、産業振興など、当町が抱える地域課題は多岐にわたっており、その解決に向けてより多くの人材が必要であると考えます。
他の自治体では企業への配置ではなく、自治体が直接受け皿となり、職員と同様の業務体制で活動している隊員もおり、様々な取り組み方があることを承知しております。そこで、町長に伺います。
・ 現在の地域おこし協力隊1名という状況について、今後も地域おこし協力隊制度を活用した地域課題解決に積極的に取り組んでいく方針であるのか、それとも他の施策を優先されるお考えなのか、町の基本的な方針をお聞かせください。
・ もし今後も地域おこし協力隊制度を積極的に活用していくお考えであれば、これまでの当町における地域おこし協力隊の受け入れ体制や制度運用において、どのような課題があったとお考えでしょうか。
特に、隊員の定着率向上や活動の効果的な推進に向けて、改善すべき点があればお聞かせください。
・それらの課題を踏まえ、今後の地域おこし協力隊制度の活用に向けて、どのような取り組みや体制整備を検討されているのでしょうか。
募集方法の見直し、受け入れ体制の強化、任期満了後の定住支援策など、具体的な改善策があればお示しください。 |
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