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防災は非常に範囲が広いので、今回は自主防災組織について質問をさせていただきます。
湯沢町のホームページの自主防災組織一覧を見ると、「自主防災組織とは、『私たちの地域は私たちで守る』の意識を持ち、住民同士が助け合って災害に備え、災害を乗り越えることのできるよう活動する組織のことです。」となっています。「現在の湯沢町の設置数は、44組織となっております。未設置町内会は、組織化の検討をお願いします。」となっています。
災害に備えるとは、日頃から地域内の安全点検や防災知識の普及・啓発・防災訓練の実施などを言うのでないでしょうか。また、災害を乗り越えるとは、災害発生時に、被災者の救出・救助・情報収集・避難所の運営と言った活動を言うのではないでしょうか。非常に重要な役割を担っていると思います。
この前の3月議会で、総務文教常任委員会を代表して田村計久議員が代表質問を行いました。その中に、「各町内会にある防災組織の活動が見えない。総合防災訓練だけでは町民の防災意識は高まらない。行政によるさらなる指導が必要ではないか」がありました。これに対して町長は、「町内会長会議で防災体制の再確認と自主防災組織補助金を活用した活動の活性化をお願いした。」と答えています。
私も行政によるさらなる指導が必要ではないか、と考えます。いざ災害が発生した時には、役場職員や消防団だけでは対応しきれないのではないでしょうか。町内で日頃から訓練をし、役割分担等がされていれば、役場職員や消防団と協力し、スムーズに救助や避難所運営ができるのではないでしょうか。さらなる指導をする考えがあるか、考えがあるとするならどのようなものか、お聞きします。 |