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  令和5年9月定例会
    ・ 9月8日
    ・ 9月21日
 
   一般質問
    ・ 南雲好幸 議員
    ・ 田村計久 議員
    ・ 飯田正義 議員
    ・ 宮田眞理子 議員
    ・ 並木利彦 議員
    ・ 岸野雅人 議員
    ・ 渡辺千恵 議員
    ・ 水谷幸乃 議員
    ・ 南雲あや子 議員
    ・ 南雲 正 議員
水谷幸乃 議員

 1. 介護・福祉タクシーについて
   令和5年3月に2023年から2027年までの湯沢町地域移動環境計画が策定されました。
 この計画が作成される前に、町民からの意見がパブリックコメントを通じて募集されていました。その際、寝たきりの方が使えるストレッチャー対応の公共タクシーを求める声がありました。また、車椅子が手放せない方からも湯沢町でも福祉・介護タクシーの充実を求める声が上がっています。
 パブリックコメントでは、湯沢町からの回答として「介護や障害のある方たちなどへの福祉輸送については、大きな課題として認識しております。施策1−3に記述を加えるとともに、福祉部門と連携を取りながら対策を検討してきたいと考えております。」という回答がありました。これを受けて、計画の施策1−3の中に、「福祉輸送に関しても、移動サービスの一つとして検討していきます。」との記述が追加されました。福祉輸送の不足で苦しむ町民の皆様にとって、大きな希望となる修正だと思います。
 この施策の実施スケジュールとしては、令和5年度、令和6年度は検討段階となっておりますが、そこを踏まえて質問します。

@ 「福祉部門との連携」とありますが、具体的に令和5年度、令和6年度中にどのように企画産業観光部と福祉部門との連携を行い、どのように計画検討を進めていく予定でしょうか。

A 町が全てを担うには、限界があると思います。町内での民間福祉タクシー事業者の誘致や起業推進などは考えておりますか。

B 計画を作成され約半年がたちますが、現在の進捗状況はいかがでしょうか。

 2. 子供の読書活動の推進について
   現在、湯沢学園に図書室がありますが、専任の学校司書は在籍しておらず、開校以来蔵書点検もできていない状況です。また、学年別の貸出冊数を、湯沢学園設立時の平成26年度と令和4年度で見てみると、7年生は平成26年度に607冊、令和4年度に31冊。8年生は平成26年度に410冊、令和4年度に3冊。9年生は平成26年度に83冊、令和4年度に3冊と著しく減少してしまっている状況で、子供の読書活動の推進に関する法律の理念や、新潟県の子ども読書活動推進計画を内容に照らしても、また照らすまでもなく、子どもたちの学びと成長のために早急に手を打たなければならない状況であると思います。
 タブレットやスマホが普及し、動画視聴、読み聞かせアプリが溢れる時代となりましたが、読書と文字を読むことは、読解力・集中力・創造力・思考力の向上、脳機能の強化、コミュニケーション能力の向上など効果があることは様々な研究からも報告されています。
 また、読書は生涯学習として、大人にとっても自己啓発・自己開発の重要なツールとなっています。そのため、湯沢町の第2次湯沢町生涯学習推進プランにおいても、方策2「公民館図書室の充実」として、「専門家による選定や新刊書の購入、湯沢学園の図書室との連携、南魚沼市・魚沼市との 図書館の相互利用、新潟県立図書館との連携等、図書環境の充実と利用者の利便性向上を図ります。」と記載されています。また、計画改定の趣旨のところでは、「湯沢学園との連携が今後の生涯学習の鍵となってきます」との認識が示されています。
 このような状況を踏まえ、湯沢町でも子どもと大人の双方の読書の推進のための施策をより計画的・有機的に行なっていく必要があると考え質問します。
@ 令和6年度には教育大綱が改訂、令和7年度には生涯学習推進基本計画が改訂となります。
 未策定となってしまっていた子供の読書活動の推進に関する施策を策定し、他の教育に関する計画もそれに合わせて見直していくのに絶好のタイミングであり、遅くとも来年度までに子ども読書活動推進計画を策定するべきであると考えるが、いかがでしょうか。

A 教員のマンパワー不足であり、教員と図書ボランティアだけでは書籍管理が難しい現状です。学園図書館に司書を配置することは検討しておりませんか。

B 湯沢町生涯学習推進基本計画の中に、「現在ある公民館の図書室と湯沢学園の図書室について、その充実が求められています。蔵書数の増加や環境の整備等の充実や、南魚沼市と魚沼市との図書館、および県立図書館との連携が重要です。」と記載されていますが、現状どのような連携・取り組みを行っていますか。




 放送されている動画は、湯沢町議会の公式記録ではありません。